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ゼロクラウンパトカー

●パトカーとは
 パトロールカー(patrol car)とは、一般に巡回を目的とした車両を指す。
 主に、警察での治安維持の為の巡回、ライフラインを点検する為の水道局、ガス会社、電力会社、電話会社、国土交通省、高速道路会社(旧日本道路公団等)、自主防犯活動(特に「青色防犯パトロール」と呼ばれる)に用いられる自治会町内会などの巡回車両である。
 防犯活動用など一部のものを除き、特種用途自動車(8ナンバー車)である。
 ここでは、警察に於けるパトロールカー (ポリスカー) を対象にする。警察におけるパトロールカーは、緊急自動車指定を受けた警察の車両(騒音走行認定車両)であり、パトカーと略される。


●パトカーの種類
 パトロールカーは、大きく白黒パトカー(一般に見ることのできるパトカー)と覆面パトカーに大別される。

○白黒パトカー
 警察庁より「車体を白黒色に塗り上部及び前面に赤色警光灯と拡声器を備え、横部に都道府県名を表記する」という指針があるが、細かな規定はなく、同じように見えるが、各都道府県警により塗り分け方や警光灯の形状などが微妙に異なっている。
 ほとんどのパトカーは、各自動車メーカーに「パトロールカー」「パトカー」というグレードが市販モデルと別個に存在しており、一般車並みのカタログもある(カタログは警察関係者以外は請求・閲覧できないが、独自のルートで入手する者もいる)。

○覆面パトカー
 覆面パトカーは平時の外観は一般車両と同じ様相をしており、緊急時や対象者検挙時にのみ赤色灯を露出させサイレンを鳴らすパトカーで、正式には取締りに用するものを「私用概態警邏車」、要人警護に用するものを「警護車」、犯罪の捜査に用するものを「捜査車両」という。


●パトカーに使用される車種
《専用グレードを持つ車種》
 パトカーのグレードを持つ車種は、トヨタがクラウン(180系製造中)、マークII(80系まで)、日産がセドリック、グロリア(Y31系まで)、クルー、スカイライン(R31系まで)、三菱がシグマと2代目ディアマンテ(いずれも生産中止済)である。

 警察庁が購入し各都道府県警に配備する国費配置車と各県が購入する県費配置車が存在するが、大量に要する国費配置車はクラウン、セドリックの他安価なクルーが多く、最近は、専用グレードの無いプラッツ・スイフトが警邏用(交番配置)に国費または県費で購入されることが多い。


●ゼロクラウンパトカー(180系(2005-))
 2005年10月、クラウンのマイナーチェンジに合わせゼロクラウンパトロールカーの生産が開始された。

・白黒、白黒(昇降機付き)、覆面が存在しており、市販モデルには設定のないマークXのホイールキャップを装着している。
・エンジンは2000ccが廃止され、耐久性を考慮して市販車には設定のない直墳機構を廃止した専用の2500と3000が設定される。
・ミッションは5AT。3000ccのみマニュアルモードのシーケンシャルマチックが装備される。
・ヘッドランプはAFS付ディスチャージが贅沢に市販車に準じて装備される。
・170系に装着されていた黒木目パネルは廃止され、艶消しブラックパネルとなった。ウレタンステアリングにスイッチ、後席にエアコン噴出し口が装備された。
・オーディオは、AM/FMラジオ機能のみとなり、助手席側トリムに無線スピーカーを装着するため3スピーカーとなっている。
・左右独立フルオートエアコン、全席オートパワーウィンドウ、オプティトロンメーターなどは漏れなく装備される。

 2006年から全国で納車されている。形式はGRS18#となる。

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